市立高校起業教育プログラム__060908

本日の推し5Bs考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 札幌市立高校は連携して様々な教育プログラムを実施しております。その中の一つ『Future Skills 2024 U18(通称ミラスキ!)』(主管:啓北商業高校、企画・実施:株式会社コエルワ)に本校生徒が多数参加しているので、紹介いたします。

 本プログラムは、起業という視点で、「自分のアイディアを実現してみたい」「将来、商品やサービスをつくりだす仕事をしたい」「会社をつくる仕組みを知りたい」「アイディアを生み出す方法を知りたい」「大きな目標をもって頑張っている社長と交流してみたい」「会社を立ち上げたい」「やりたいことはないけど、視野を広げたい」「社会の課題を解決してみたい」といった思いの実現に向けたプランニングを行う探究プログラムです。

 今年度は、『教育』『ファッション』『音楽』『漫画』『旅行』『自然』の6チームに分かれて、どんな起業ができるかを探究しています。本日は、本プログラムの中盤となる『2DAYsイベント』の様子を見学しました。企画を煮詰めていく段階で企画が他人事から自分事に変化し、「生みの苦しみを味わう」辛くもあり、充実した2日間となりました。

 今後各企画がブラッシュアップでき、12月の報告会で素敵な発表を聞けることを祈っています。

  

まなびまくり社×真駒内曙団地×藻岩戦隊ファイブビーズ_060901

本日の推し5Bs

ことばの力【考える力】【想い浮かべる力】【やり抜く力】【試そうとする力】

 本校は札幌市立高校の学校間連携事業のうち『まなびまくり社』というプログラムの主管校を務めています。

 『まなびまくり社』とは「まなびを文化に、そして街に個性を」つくることを目的に高校生・大学生・教員・市民・民間企業・行政が年代もごちゃまぜになって地域探究するプログラムです。さっぽろまなびまくり社実行委員会及び(一社)SAPPORO PLACEMAKING LABOの協賛をいただきながら運営し、今年度で5期目を迎えます。

manabimakurisya.com/

 本日は、南区真駒内曙団地で開催された『2024あけテラ芸術祭』に「食×対話」「ものづくり×アート」「居場所×南区」「防災×国際交流」チームが出店しました。「食」チームは、健康に気を使っている方、お肉が食べられない方にでも安心して食べられるソイミートを使った『話題のソイクレープ』をキッチンカーにて提供しました。また、「居場所」チームは、誰もがくつろげるためのベンチを南区で採掘された「札幌軟石」を使って作製するコーナーを提供しました。また、「防災」チームは『いつか来る災害に備えよ』をテーマに3つのミッションをクリアしたら、非常食のプレゼントがもらえるコーナーを提供しました。

『藻岩戦隊ファイブビーズ』ヒーローショー出演

このイベントの中盤ではヒーローショーを行われました。今年も地域の幼児や町内会の方々から好評を頂きました。終了後には記念写真撮影を求められ、それに快く応えていたのが立派でした。MOIWA5Bsを地域の方に広報してくれて大変うれしかったです。

MSP_高校生ボランティア・アワード特別表彰_060827

本日の推し5Bs考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。

MSP - 札幌藻岩高等学校 (sapporo-c.ed.jp)

 昨年度結成した探究チーム『Limit free monster』は「南区を障がいの有無に関わらず誰でも訪れやすい街にすること」を目指し、バリアフリーマップを作り、障がいを持った方と旅行を楽しめる企画を立てて実行しました。

 

 このたび(公財)風に立つライオン基金(創立者さだまさし さん)主催の8月6日(火)、7日(水)新宿住友ビル三角広場で開催された『高校生ボランティア・アワード2024』の札幌市内で唯一本校が全国大会に出場し、日々地道な奉仕活動を実践する高校生たちの“発表・交流の場”として、人材育成を目的として行っている大会で、探究の成果を、発表したところ見事、特別表彰校に選ばれ『東京巣鴨ライオンズクラブ賞』を受賞しました。障がいの有無に関わらず楽しめるバリアフリーマップ作成などが評価されました。

 この活動が発展し、真のバリアフリーが実現され、将来バリアという言葉がなくなるような社会が出来たらよいなと感じました。

高校生ボランティア・アワード2024』特別表彰校

北海道新聞社許諾D2408-2508-00028632

マイ・タイムライン(防災行動計画)作成_060806

本日の推し5Bs【試そうとする力】【考える力】

 本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。
 
 2年次MSPにて「防災」をテーマに活動している2グループが,6月に本校で開催した南区役所主催の防災イベントに参加し,マイ・タイムライン(防災行動計画)を作成した様子が広報さっぽろ(南区版)8月号に掲載されました。
 日ごろから不測の事態に備えて準備することの大切さを学ぶことが出来ました。

石山夏まつりボランティア参加_060727

本日の推し5Bs【試そうとする力】【やり抜く力】

 石山生誕150年記念として石山北公園で開催された第40回『石山夏まつり』に本校生徒10名が、「うちわ配付」、「くじ抽選業務」および「いっしー、やまごんパネル記念撮影補助」等にボランティアとして参加しました。当日は、少し湿度は高かったですが、それほど高温ではなかったので、大勢のお客様への対応に追われていたようです。

 生徒は、「自分たちの活動が少しでも地域の方のお役に立てたらうれしい」「1年生ですが、すでに今年度5回目のボランティア参加です。ボランティア活動は楽しいです」という感想を述べていました。本校2年次生は南区を中心に地域の大人のお世話になりながら、探究活動MSPを実施しております。少しでも多くの地域への貢献ができると素敵ですね。

MSP_障がい者への旅行支援紹介_060727

本日の推し5Bs考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。

MSP - 札幌藻岩高等学校 (sapporo-c.ed.jp)

 昨年度結成した探究チーム『Limit free monster』は「南区を障がいの有無に関わらず誰でも訪れやすい街にすること」を目指し、バリアフリーマップを作り、障がいを持った方と旅行を楽しめる企画を立てて実行しました。

 このたび(公財)風に立つライオン基金主催の8月6日(火)、7日(水)新宿住友ビル三角広場で開催される『高校生ボランティア・アワード2024』の全国大会に出場することとなりました。日々地道な奉仕活動を実践する高校生たちの“発表・交流の場”として、人材育成を目的として行っている大会で、札幌市内で唯一本校が参加します。探究の成果を、この活動でつながった多くの大人に感謝しながら、自分たちの想いを込めて発表してほしいと思います。

発表タイトル一覧.pdf [184KB pdfファイル] 

本校の探究活動掲載_060722

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 リクルート進学総研が発行しているCareer Guidance誌,Vol.451,2024において
「今、探究をどう進めるか?」というテーマの特集の「探究のお悩みQ&A」全国14校の実践事例からご紹介というコーナーで
Q「探究の「具体的な価値」がまだ見えなくて・・・」という問に対して
A「生徒の学びの主体性や挑戦する意欲が高まりました。」と本校の取組を紹介しながら長井先生、千葉先生が回答しています。
是非ご覧ください。
 全国的に高校では、平成31年度から「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変わり、現行の学習指導要領から「理数探究」という科目が創設されたり、探究活動が盛んに行われるようになりました。
 本校では、これらに先駆けて平成30年度から南区を中心とした地域と連携しながら素敵な探究人とのつながりをとおして、自ら設定した課題解決に向けた探究を実施するMSPを実施しております。
 生徒の皆さんは、ぜひ本校での探究活動をとおして、グラデュエーション・ポリシーで掲げるMOIWA5Bsの5つの力の中で、どの力を身に付けたいかを常に意識して活動に臨んでほしいと思います。

地域貢献ボランティア_060719

本日の推し5Bs【考える力】【やり抜く力】

 札幌市立高等学校では、札幌市市民文化局主催『次世代の活動の担い手育成事業』の一環で地域貢献ボランティアを実施しております。

 本校は、「ゴミ拾い」ボランティアを通じて、地域に対する感謝と愛着を持ち、市民自治の意識の醸成を図ることを目的に、本校周辺のゴミ拾いを実施しております。本日は、札幌市が委託した株式会社アド・ビューロー岩泉様のご協力で実施しました。あいにくの雨模様にも関わらず、1年次~3年次の生徒64名が参加しました。

 事前講義では、この事業が札幌市民憲章第2章に則り実施されているといったことや町内会活動などの自治的な活動の概要や意義を説明していただきました。

事前説明.pdf [931KB pdfファイル] 

 その後、各生徒は3コースに分かれ、火ばさみを手に、ゴミ拾いを実施しました。配付されたゴミ袋いっぱいのゴミを集め、みんな清々しい表情で校舎に戻って来ました。きっと自治的活動の大切さを実感してくれたと思います。

探究人インタビュー基調講演_060719

本日の推し5Bs【試そうとする力】【考える力】

 本校では、1年次の総合的な探究の時間において、2年次から本格的に取り組む南区探究MSPの基礎を築く取組として、多くの『探究人』からお話をいただく探究人インタビューを実施しております。

 本日は、そのキックオフイベントして、株式会社my Turn代表の関 聖二様から基調講演をいただきました。

 まず、御専門のIT関連分野から生成AI活用の重要性のお話に始まり、それに続いて、これからの人生における選択の際に大切にすべきこと等、興味深い内容ばかりでした。生徒の皆さんのビッシリと書かれたメモを拝見し、抱いた興味の深さを感じることが出来ました。

 私は、探究において最も大切なステップと考える「課題設定」の際に大変参考になると感じました。

まなびまくり社③_060712

本日の推し5Bs【試そうとする力】【考える力】【思い浮かべる力】

 本校は札幌市立高校の学校間連携事業のうち『まなびまくり社』というプログラムの主管校を務めています。

 『まなびまくり社』とは「まなびを文化に、そして街に個性を」つくることを目的に高校生・大学生・教員・市民・民間企業・行政が年代もごちゃまぜになって地域探究するプログラムです。さっぽろまなびまくり社実行委員会及び(一社)SAPPORO PLACEMAKING LABOの協賛をいただきながら運営し、今年度で5期目を迎えます。

manabimakurisya.com/

 本日は、Coミドリ(南区旧真駒内緑小学校)を会場に、さっぽろまなびまくり社実行委員会の方々が準備していただき、8つの野望カテゴリー「国際交流×防災」「ものづくり×アート」「福祉×パフォーマンス」「食×挑戦」「食×対話」「音楽×インクルーシブ」「さっぽろ魅力開発×ウォーカブル」「居場所×南区」に分かれて『実際に行動するための企画づくり』を目的に議論しました。

 各カテゴリーの議論を拝見したところ、前回までは「これできたらいんじゃない」程度に笑顔が多かったのですが、今回は「実際に実現するためには〇〇が必要だね」「〇〇の方法だと人が集まってこないんじゃないか」といった真剣なまなざしでの議論が展開されました。また、各野望につながりが発見できて、今後のコラボも期待できそうです。野望実現ができることを応援しております。

『論理国語』「主張と反論のプロセス~ディベート思考~」_060712

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】

 本校2年次で履修する『論理国語』において、説得力のある論説文を書くことを目的に、プロセスごとにメリットとデメリットを考えながら主張と反論を構築する對馬教諭の授業をのぞいてみました。

 この授業を参観し、主張には根拠が必要で、その根拠は反論に耐えうるものでなければならないということを私自身まなぶことが出来ました。今後議論する際には、ことば選びはもちろん、常に冷静に、相手の意見の背景や想いを想像しながら、多くの人が納得する根拠を示したうえで、自分の意見を主張する必要性を感じることが出来ました。

令和6年度_第50回藻高祭『気炎万丈』_060705_06

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 本日7/5から2日間にわたり、藻高祭を開催します。『気炎万丈』というテーマを最初に聞いたとき、とても深く素敵なテーマだと感じました。それと同時に開校52年を迎えるにあたり、私たちは「たけたかく」という建学の精神を今一度、胸に刻み直すべきであると感じました。この精神は、私たちが常に目指すべき高みの象徴であり、今年度のテーマ『気炎万丈』の丈に生徒の皆さんが持つ情熱と、困難に立ち向かう強い意志が込められていると感じました。

 本校の教育活動において、MOIWA5Bs-ことばの力、考える力、想い浮かべる力、試そうとする力、やり抜く力-の5つの資質・能力を生徒の皆さんが身に付けられることを願っています。これらは、生徒一人一人が社会で活躍するために不可欠な力であり、学校祭で生じる様々なクエストを達成するために、これらを発揮し、さらに磨きをかける絶好の機会であると考えます。

 学校祭は、クラスはもちろん、多くの仲間と協働することで、自らの計画性や自発性を発揮する場であり、さらには互いの成長を確認できる場でもあります。また、地域との絆を深め、私たちは新たな歴史を刻むことを期待しています。

 皆さんが『気炎万丈』の心を持って、今年の学校祭を盛り上げていきましょう。そして、この経験をとおして『こころさかんに』『未来をえがき』『たけたかく』成長できることを願っています。

書道部による『書』校長室展示_060702

本日の推し5Bs【ことばの力】

 本日は、本校書道部の皆さんが来室し、とても素敵な『書』を届けてくれたので紹介します。中心に大きく書いてくれた「自利利他」は、もともと仏教用語でしたが、多くの著名な経営者が座右の銘で掲げているようです。意味は、『他人の幸せのために努力することが、自らの幸せにつながる』です。

 私は、本校生徒・職員が「互いが互いの『想い』を大切にしあい、学校全体が過ごしやすい学びの場」となり、一人一人がウェルビーイング(Well-being*)を感じられる学校になることを願っております。

*WHO『Health Promotion Glossary of Terms』 2021より

 書の背景には、藻岩山の翠巒を象徴する緑が使われているのがとても印象的でした。学校祭準備の忙しい中の製作に感謝申し上げます。学校祭開会式でのパフォーマンスで全力を発揮できることを応援しています。

高野連札幌支部予選Eブロック代表決定戦_060701

 本日の推し5Bs【やり抜く力
 本日は、第106回全校高等学校野球選手権大会 南北海道大会 札幌支部予選Eブロックの代表決定戦が円山球場で行われました。結果は準優勝でしたが、最後まで全力でプレーする選手一人一人や最後まで全力で応援した全校生徒の姿勢は、MOIWA5Bsの『やり抜く力』の素晴らしさを観戦者全員に示してくれました。

(閉会式における表彰式にて)

『現代文マスター_共通テストの解説書を作ろう』_060626

本日の推し5Bs【考える力】

 本校では、学校設定科目『国語探究』を設置しており、講座の一つ『現代文マスター』では、3年次の生徒が「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」ことを目標に、選択履修しております。

 本日は、『共通テストの解説書を作ろう』という内容で對馬先生が実施している授業をのぞいてみました。実際に共通テストで出題された問題(2023年大問2小説)をグループごとに、選択肢を分析しながら『なぜ』〇なのか、△なのか、×なのかの根拠を話し合いながら正解を考えるという内容でした。生徒は、クロムブックのドキュメントに選択肢ごとに『根拠』を緑の文字で入力していました。根拠を突き詰める過程で議論が白熱する場面もあり、考えることを楽しんでいる姿が素敵でした。

 最後に對馬先生は鷲田清一氏の著書『わかりやすいはわかりにくい?‐臨床哲学講座』(ちくま新書2010)の一節『いますぐわからないことに、わからないままつきあう思考の体力といってもよいし、あるいはすぐには解消されない葛藤の前でその葛藤にさらされ続ける耐性と言ってもよい。』を引用し、『なぜ』を考える苦しみと解決策が見つかった時の喜びについて話されていたのが印象的でした。

ミャンマー、ネパール技能実習生との異文化交流_060604

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】

 6月4日にJICA北海道様のご協力で、(株)ラルズの技能実習生が来校し、本校の学校設定科目「自己実現研究」の講座『グローバルシティズンシップ』において、本校生徒と異文化交流(自国紹介、おみくじ体験、かき氷体験、おりがみ体験)を行いました。

 このたびの交流をとおして、他国の異文化を知ることが出来たことはもちろん、日本の文化をあらためて見つめなおし、本講座の「見方・考え方」を理解する貴重な機会となったようです。

 ↓以下、JICA北海道のHP掲載の記事です。 

 ラルズデリカセンターで働く技能実習生との異文化交流! 

『グローバルシチズンシップ』考える消費_060621

本日の推し5Bs【考える力】

 本校の学校設定教科「自己実現」の科目「自己実現研究」では、Global citizenship(世界市民)としての教養やモノの見方を、様々な題材や活動に楽しく参加しながら学ぶことを目的に『グローバルシティズンシップ』という講座を開設しております。

 本日は、JICAの東南アジアへの海外派遣を利用して、自分の想いの実現に向け、アクションを起こした本校高木教諭が、各種商品パッケージに記載されている表示の共通項から『パーム油』の生産の現状を紹介し、消費活動における選択する際の視点を増やすことを目的とした『考える消費』をテーマとした授業を行いました。生徒は、パーム油という一つの原料は様々な犠牲のもとに生産されている現状を知ることが出来ました。

 この授業を通して、普段、値段や嗜好中心で選択していた消費行動に、『商品が開発・生産されている背景』という新たな要素を加えることが出来たと思います。最後に高木先生は、この現状を知ったことにより、選択に偏りを持たせるのではなく、選択する際に『考える』ことの重要性を述べていたのが印象的でした。

1年次宿泊研修1日目振り返り_060619

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 本校1年次は、探究活動の基礎を学ぶことを目的に「ニセコスタディツアー」を実施しております。今回は、一日目の成果を振り返りの模様をお伝えします。

 研修は、①ラフティング②発酵③ニセコの農園④未来の山村⑤現代アート⑥温泉ソムリエ⑦国際交流員⑧6次産業化の全8テーマに分かれて研修を行いました。

 この日の振り返りは、各自が1枚のGoogleスライドを作成し、同じテーマのグループ間、違うテーマのグループ間それぞれでその内容を共有しました。生徒からは、振り返りを行い、その内容を他人に伝えることで、研修の内容はもちろん、研修の目的を再確認できたという感想も聞かれました。今日は、生徒の笑顔からMOIWA5Bsすべての力が身に付いたのではないかと拝察しました。

MSPリサーチアクション②_060614

本日の推し5Bs【ことばの力】【試そうとする力】

 本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。

MSP - 札幌藻岩高等学校 (sapporo-c.ed.jp)

 本日は4~5月にかけて検討してきたテーマに沿って、それぞれのグループが設定したリサーチクエスチョン実現に向けたフィールドワークを終日実施しました。

 なお、グループは、ジャンルごとに食13、国際3、健康1、生物7、交流4、スポーツ12、芸術6、観光2、環境7、その他5の全60グループです。どんな成果が得られたを共有する、来週の中間発表会かがとても楽しみです。

      出発前の体育館での事前指導の様子

まなびまくり社②_060614

本日の推し5Bs【試そうとする力】【考える力】【ことばの力】【思い浮かべる力】

 本校は札幌市立高校の学校間連携事業のうち『まなびまくり社』というプログラムの主管校を務めています。

 『まなびまくり社』とは「まなびを文化に、そして街に個性を」つくることを目的に高校生・大学生・教員・市民・民間企業・行政が年代もごちゃまぜになって地域探究するプログラムです。さっぽろまなびまくり社実行委員会及び(一社)SAPPORO PLACEMAKING LABOの協賛をいただきながら運営し、今年度で5期目を迎えます。

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 本日は、Coミドリ(南区旧真駒内緑小学校)を会場に、さっぽろまなびまくり社実行委員会の方々が準備していただき、札幌市立高校・中等教育学校生34名に加え、東海大学札幌キャンパス校の大学生が参加し、1回目(5/17)に発表しくれたそれぞれの野望を実現すべく、8つの野望カテゴリーに分かれて何ができるかを議論しました。

  カテゴリー毎のディスカッションを盗み聞きをさせていただきましたが、自分の野望実現のために何かができるか意見を言う人、他人の考えを尊重して助言する人、みんなの意見を実現に向けてまとめる人・・・・。役割分担がすでにできていました。また、実行委員の大人のファシリテートが絶妙で、タイミングよく投入する『素敵な一言』が議論の方向性を明確にでき、とても勉強になりました。少しでも多くの野望がかなうことを祈っています!!

『英語コミュニケーションⅠ』Curry Pamphlet contest_0613

 本日の推し5Bs想い浮かべる力】【試そうとする力】【ことばの力】

 1年次で履修する『英語コミュニケーションⅠ』において、先日、以下のねらいをもって、南区のカレー屋さん4店舗の協力のもと、英語でパンフレットづくりを行い、生徒によるプレゼンを行いました。

【ねらい₎】「英語を身近な地域で実際的に使用することによって普段の英語の学びが実用的であり、英語がグローバルな場面のみではなくローカルな場面でも活用出来ることを実体験の中で学ぶ機会をとおして、英語の学習意欲を高めるとともに、本校の特色でもある地域探究の今後の学びにも弾みをつける」

 当日は、各グループが教室内に設置したブースに分かれ、3分間という限られた時間で、それぞれのお店のカレーの紹介はもちろんカレーの歴史やメニューに込めた想いまで、積極的にプレゼンしていました。また、説明の後の質問コーナーでは予想外の質問に一生懸命対応していました。何よりもみんな笑顔で取り組んでいたのが印象的でした。

 事後アンケートでは、グラデュエーション・ポリシーのうち『ことばの力』『考える力』が身に付いたという回答が多かったです。今後も教科と探究をつなぐ素敵な取組に期待したいです。

  

【記述感想(一部)】

・カレーについてより詳しく知ることもできたし、同時に英語の文の形なども学ぶことができました。交流もとても楽しかったです。

・デザインをとてもこだわったので色んな人に褒めてもらって嬉しかった。話したことがない人がほとんどだったけれど色んな人と交流できて楽しかった。

・同じカレー屋でもグループが違うと表現や見せ方が大幅に変わっていて面白かった。また、自分で考えた英文を他の人に話すことで、正しく使おうといった意識が高まり、できるだけ正しい文章や単語を使えるように調べたり覚えたりした。

・調査のために実際に店舗に行った中で、自分がまだ知らなかった地域の魅力を再発見することが出来ました。

『現代文マスター_評論語を日常で使おう』_060612

本日の推し5Bs【ことばの力】

 本校では、学校設定科目『国語探究』を設置しており、講座の一つ『現代文マスター』では、3年次の生徒が「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」ことを目標に、選択履修しております。

 本日は、『評論語を日常で使おう』という単元で對馬先生が実施している授業をのぞいてみました。ワークシートを拝見すると、以下のとおりでした。

①自分の興味を持った「評論語」と辞書に掲載されている「意味」

②その評論語を使用した「例文」

③自分とどんなところで関係がありそうか

④疑問点

⑤発表原稿(①~④をもとに)

 グループ内での発表の後、選出された代表が全体に発表しました。私は特に、③の内容が興味深く感じました。私は、評論語というと"こむずかしい"、"自分とは関係ない"イメージを持っていました。それぞれの発表を伺うと、自らの実体験、興味・関心、問題意識と評論語を絡めて発表しており、評論語がとても身近に感じられる授業でした。

 新たな発見として、評論語には対義語があることに、面白さを感じ、探究活動の成果を論文等でまとめる際の重要な要素である「対比」の重要性を再確認できました。ちなみに私は発表の中で「ア・プリオリとア・ポステリオリ」という語に特に興味を持ちました。

 さらに、この授業は、発表に留まらず、発表で聞いた内容をまとめる作業もあり、聞く力も身に付けられたと思います。

華道部いけばな展示_060604

本日の推し5Bs【考える力】【試そうとする力】

 本校華道部は、玄関周辺で、定期的にいけばなを展示しています。ただ花を生けるだけでなく、それぞれの花の特性を理解して、茎の切り方も含めどのように生けるかをじっくり考えているそうです。活動の終わりには、部員それぞれが、その花に込めた想いを部内で共有しています。『考える力』が身に付けられそうですね。

 なお、今回は、ヒマワリのほか、フトイ、アンセリウム、モンステラ、オタルモミジ、トルコキキョウ、ピラカ、ヤツデ、ツツジを使用しています(恥ずかしながら2種?ほどしかわかりませんでした! もっと勉強します!)。

まなびまくり社①_060517

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【試そうとする力】

 『まなびまくり社』とは「まなびを文化に、そして街に個性を」つくることを目的に高校生・大学生・教員・市民・民間企業・行政が年代もごちゃまぜになって地域探究するプログラムです。さっぽろまなびまくり社実行委員会及び(一社)SAPPORO PLACEMAKING LABOの協賛をいただきながら運営し、今年度で5期目を迎え、本校が主管校を務めております。

manabimakurisya.com/

 本日は、Coミドリ(南区旧真駒内緑小学校)を会場に、林 匡宏 様はじめさっぽろまなびまくり社実行委員会の方々が準備していただき、札幌市立高校・中等教育学校生34名に加え、東海大学札幌キャンパス校の大学生が参加し、令和6年度の第1回目が開催されました。

 参加者一人一人が、自己紹介の中で、素敵な『野望?』を発表し、1年間でやってみたいことを発表してくれました。私校長は、自分の高校時代を振り返り「こんなに、自分の意志をしっかりと筋道立てて話すことはできなかったなあ」とただただ反省し、感心しまくりの2時間でした!!

 林様が司会をしながら、ドローイングの技術で、それぞれの野望を瞬時にカテゴライズしてくださり、ライブで野望MAPを共有することができました。また、準備してくださった『さっぽろまなびまくり社実行委員会』の皆様、Coミドリを運営してくださっている『(公)札幌市子ども会育成連合会』の皆様及び『札幌市南区市民部地域振興課』の皆様が温かい雰囲気を作ってくださり、素敵な第1回目になったことに感謝申し上げます。

野望MAP[709KB pngファイル] 

MSP_講演会・フィッシュボウルミーティング_060510

本日の推し5Bs考える力】【想い浮かべる力】

 本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。MSP - 札幌藻岩高等学校 (sapporo-c.ed.jp)

 本日は、大正大学地域創生学部地域創生学科の浦崎太郎教授をお招きして、『地域探究のその先~高校生がどう変態するか~』というテーマでご講演を行いました。また、後半はリアル相談会と称して、いま進めているMSPの探究テーマ決めを行う上で、困っていることなどを相談する時間を設けてくださりました。

  本日の目的は以下の4点でした。特に、④探究と教科のつながりについてはとても重要であると感じました。

   ①学問的な観点から,地域探究の必要性についての理解を深める

 地域連携について,教員,生徒,地域の方々で共通理解を図る

 MSPが大学終盤の就活にどうつながるのかについて理解を促す

 探究と教科のつなげることについての理解を促す

 浦崎先生は 2017年4月より大正大学地域構想研究所教授。2020年4月からは地域創生学部地域創生学科 教授として、「自分らしく社会に参加できる若者」を育むために、高校改革を支援し地域創生を志している方です。高校と地域が連携する必要性について、高校教育改革や地方創生と結びつけながら、全国各地を飛び回り、教育委員会・高校・自治体等の施策展開を支援されています。

 藻岩高校のMSPは、今年で7年目になりますが、その創世期からアドバイスを送り続けてくださっています。今後も本校の探究活動を俯瞰的視点からいただいたご助言を生かし、MSPがさらに進化することを願っています。

 

『グローバルシティズンシップ』ラグビーから見る多文化共生について_060507

本日の推し5Bs【考える力】【試そうとする力】

 本校の学校設定教科「自己実現」の科目「自己実現研究」では、Global citizenship(世界市民)としての教養やモノの見方を、様々な題材や活動に楽しく参加しながら学ぶことを目的に『グローバルシティズンシップ』という講座を開設しております。

 本日は、今井翔太先生(まおい学びのさと小学校)をお招きして、タグラグビーの体験を通して、ラグビーから見る多文化共生、グローバルシティズンシップについて学習しました。

 講義の中では、ラグビーの発祥や各ポジションの社会的役割等を知ることができました。さらにはラグビーが社会性の高いスポーツで、「One for all All for one」の本当の意味を理解することができ、今後の協働的な活動に役立てられる内容が豊富でした。

 他のスポーツについて調べ、【考える力】を身に付けられたら素敵ですね。

 

札幌市立高校学校間連携指定事業『まなびまくり社』始動_060426

本日の推し5Bs【試そうとする力】

 本校は札幌市立高校の学校間連携事業のうち『まなびまくり社』というプログラムの主管校を務めています。

 『まなびまくり社』とは「まなびを文化に、そして街に個性を」つくることを目的に高校生・大学生・教員・市民・民間企業・行政が年代もごちゃまぜになって地域探究するプログラムです。さっぽろまなびまくり社実行委員会及び(一社)SAPPORO PLACEMAKING LABOの協賛をいただきながら運営し、今年度で5期目を迎えます。

manabimakurisya.com/

 本日は、実施説明会を行い多数の生徒が参加しました。担当教諭からの概要説明のあと、3つのグループに分かれ、昨年度実際に活動した3年生がグループごとに詳細の説明や下級生からの質問に丁寧に答えてくれました。

 他の市立高校・中等教育学校とのつながりはもちろん、多くの熱い思いをもった『おとな』との協働をとおして、多くのことを吸収してほしいと思います。

 MSP『ごちゃまぜ相談会①』_060426

本日の推し5Bs【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】

 本校の総合的な探究の時間はMSPといい、「社会の一員として、地域の課題解決に向けたアイディアを共創する」ことを目的に札幌市南区をフィールドに探究活動を行っています。

MSP - 札幌藻岩高等学校 (sapporo-c.ed.jp)

 本日は、5校時目に体育館にて、たくさんのジャンルのおとなをお迎えして、「何を」「誰と」「どうやって」「何のために」「誰のために」「それをやったらどうなる」を深堀して探究テーマを探るための相談会を実施しました。設置ブースは以下のとおりです。

さっぽろ農学校倶楽部 本間様(農業)
フリーアナウンサー  太細様(農業)
(株)Fuji  菅野様・大村様・田口様・久保田様(流通)
(株)ナカジマ薬局 林様・髙橋様(キャリアコンサルタント)
青少年山の家 会田様・佐々木様・松田様・
       柳町様・志村様(自然)
環境プラザ  様(自然)
市民活動サポートセンター   國行様・木下様(街づくり)
南区市民部地域振興課  坂下様・安斉様(防災) 
教員 市澤・長井・千葉・本間・高木・天野・對馬(いろいろ)

 みんな真剣に専門家の話を伺い、「テーマ探しの旅」に取り組んでいました。1年後の探究の成果を期待しています!

MOIWA5Bsカード登場_060419

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】

 本校広報委員会で菅原先生と千葉先生が中心となり、MOIWA5Bsカードを作成しました。よく見るとそれぞれのカードは特性やHPが異なり、見てるだけで元気になれます。校長室や廊下に掲示されていますので、ぜひご覧いただき、それぞれのカードにあなた自身のHPや特性を考えてみてください。

 なお、それぞれカードに込めた想いは作者に聞いてみてくださいね。

HP200やり抜く力、

HP140考える力、

HP120思い浮かべる力、

HP110ことばの力、

HP80試そうとする力

  

学び方概論_060411-12

本日の推し5Bs【考える力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 4/11、/12に1年次生を対象に「学び方概論」を実施しました。初めにキックオフの講義として株式会社コエルワCOO 嶋本勇介様、株式会社株式会社すみか代表取締役 月館海斗様から最新の学び方や藻岩高校の学びの広さについてお話がありました。続いて各教科からその教科の学びの魅力や「なぜ学ばなければならないのか」について講義がありました。さらには学校生活部からは生活のルールやカウンセリングの利用方法等について説明があり、教務からは「学びをdesignする方法」、進路からは「自分のミライをdesignする方法」について講義がありました。最後には、振り返りが行われ、「藻岩高校での学び」の基礎を再確認するとともに、生徒各自がこれからどのように学んでいくべきかを考える時間となりました。

 以上の取組をみて、私はもう一度高校に入学できるのなら藻岩高校に入学して、藻岩高校の学びを体験したいと感じる時間でした。3年間240人が240通りの学びを考え、試し、やり抜いてほしいと思います。

 以下に、振り返りを集約しましたので、ご覧ください。それぞれが、学びについて深く考えてくれたことがうれしいです。これから3年間『自らの学び』を大切にしてほしいと思います。

学び方概論振り返り【1日目】.pdf 

学び方概論振り返り【2日目】.pdf 

 

スマートフォン適切利用講演会_060410

本日の推し5Bs【ことばの力】考える力】【想い浮かべる力】

 本日はReuse and ICT Consulting 'NAGANO-R'代表 長野修二様をお迎えして、「スマートフォン適切利用講演会」を実施しました。スマートフォンは使い方によっては、犯罪に巻き込まれる危険性があること、適切に利用すれば生活を豊かにしてくれるツールであることをわかりやすい口調で教えてくださりました。

 是非、スマホを使う際は、ことばを大切にし、相手にどのように伝わるかを常に考えながら利用してほしいと思います。

 

交通安全教室_060409

本日の推し5Bs【考える力】【想い浮かべる力】

 本日は、北海道札幌方面南警察署交通大1課から係長 後藤様と平山様をお迎えして交通安全教室を開きました。昨年度努力義務化された『ヘルメット着用』について奨励するとのお話や『自分が交通ルールを守っていても事故にあうかもしれない』を常に考えながら運転すべきとのアドバイスをいただき大変有意義な時間となりました。

 是非生徒の皆さんは【考える力】【想い浮かべる力】を働かせながら安全運転を常に心がけてください。

 

部局紹介_060409

本日の推し5Bs【試そうとする力】

 本日は、2,3年次の各部局の代表生徒から、部局の紹介や生徒会行事の紹介がありました。昨日入学したばかりの新入生は真剣なまなざしで先輩たちの紹介を見つめていました。実演あり、演技あり、スライドありの趣向を凝らした紹介に、あっという間の2時間でした。

 生徒会執行部や放送局が時間をかけて準備をしてくれました。ありがとうございます。 

  

入学式_060408

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 本日は、御来賓として、PTA会長 彦坂尚之様、学校評議員 岡本光洋様、同窓会副会長 小林稔昌様及び多数の保護者の皆様を迎え、新入生240名を本校の新たな仲間として迎えることができ大変うれしかったです。決意を新たにする入学生一人一人の表情を見ていたら、私も身が引き締まる思いでした。以下に式辞を示します。まずは、新入生の3年間の飛躍を祈ります!!最後に彦坂PTA会長のお言葉を引用して『Good Luck』

(式辞)

 積雪が多く、寒さも厳しかったこの冬にも終わりを告げ、ここ藻岩山のふもとにも、ようやく春の息吹が感じられるようになりました今日の佳き日に、御来賓としてPTA会長 彦坂尚之様、学校評議員 岡本光洋様、同窓会長 小林稔昌様はじめ、保護者の皆様のご臨席を賜り、本校第52回入学式を挙行できますことに、職員一同、衷心より厚く御礼申し上げます。
 只今、入学を許可しました240名の新入生の皆さん、入学おめでとう。ようこそ藻岩高校へ。
 このように若さにあふれ、可能性に満ちた皆さんを迎えることができたことを、本校として大変うれしく思います。また、本日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。
 さて、新入生の皆さんは、今日から3年間の高校生活が始まります。皆さんの胸中は、少しの不安がありながらも、高校生活への期待に満ちあふれていることと思います。皆さんが、藻岩高校での3年間を過ごすにあたって、本校職員を代表してお話をさせていただきたいと思います。
 後ほど本校合唱部が紹介します校歌は、詩人でもあった初代校長の瀬戸哲郎氏が作詞しました。この一番から三番すべてに本校の建学の精神が見事に謳いこまれています。それは「われら たけたかく こころさかんに」という一節です。
 たけとは、自分の身の丈をさし、理想や夢を高く掲げ、その実現のために情熱をもって努力することで、その丈を越え、大きく成長してほしいという強い思いが込められていると思います。
 本校ではスクール・ポリシーの内、学校教育目標を達成し、卒業時に生徒の皆さんに身に付けて欲しい資質・能力、所謂グラデュエーション・ポリシーに五つの力を掲げています。
 一つ目は、知識を深め、適切な言葉を使って、分かりやすく伝えられるようになってほしいという思いから「ことばの力」、
 二つ目は、好奇心と勇気をもち、初めの一歩を踏み出す力である「試そうとする力」、
 三つめは、自らの想い、他の想いを大切にしながら多様な視点から、課題を発見する力「想いうかべる力」、
 四つ目は、情報の分析や適切な判断をもとに、根拠を示しながら、筋の通った考えを導くことができる力「考える力」、
 最後に五つ目は、結果を次の行動に生かし、前向きな姿勢で挑戦し続ける力「やり抜く力」で、藻岩5Bsと呼んでいます。
 これらを生徒のみならず、我々職員にも身に付けてほしいという強い思いが、校歌の歌詞にある「われら たけたかく こころさかんに」に集約されているのだと思います。
 みなさんがこれから自ら作り出す高校というステージの先には、多くのステージが待っております。自分自身で人生の目標を定め、それを実現するために、この高校というステージで何をすべきかを常に探究し続けてほしいと思います。
 人は人と関わる中で自分自身のことを理解でき、自分を活かす道が見えてきます。その道を切り拓くために、他の意見を尊重する利他の精神を大切にしてほしいと思います。ここにいる藻岩高校52期生はもちろん、明日から一緒に過ごす先輩たちは、かけがえのない仲間です。互いに協力し、互いを高めあって欲しいと願っています。
 私ども職員もあらゆる場面で最大限の支援を行う覚悟でいます。保護者の皆様におかれましては、ご家庭と連携を密にして、学校づくりを推進して参りますので、本校の教育活動にご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びになりますが、本日入学いたしました「藻岩高校52期生」の皆さんが、充実した3年間の高校生活をすごし、「たけたかく」の精神の下、成長することを心より願い式辞といたします。
 令和6年4月8日 市立札幌藻岩高等学校長  野口 浩史
 
【撮影 写真部】
 

始業式_060408

本日の推し5Bs【やり抜く力】

 2、3年次生の皆さんと初めて対面し、元気でさわやかな挨拶で迎えられ、10年ぶりの藻岩高校でのスタートを気持ちよく切ることができました。令和6年度の始まりにあたり、以下の式辞を述べさせていただきました。まずは今年度よろしくお願いいたします。

(式辞)

 おはようございます。新年度を迎えるにあたり、皆さんにお話をさせてもらいます。
 皆さんは「初心忘るべからず」「初志貫徹」などの言葉は聞いたことがあるかと思います。
 誰でも新しい節目を迎えたとき「今年こそは頑張るぞ」とか「今度こそは」と何か目標を掲げ、決意を新たにするものです。しかし、日を重ねるにつれてその決意を忘れて「こんなはずではなかった」と自問自答することがままあります。
 本校がスクール・ポリシーの一つ、グラジュエーション・ポリシーとして掲げる藻岩5Bsの一つには「やり抜く力」があります。結果を次の行動に生かし、前向きな姿勢で挑戦し続けるために掲げております。是非、今目標を定め、一年間やり抜いてください。
 また、藻岩5Bsでは、その他に、
・知識を深め、適切な言葉を使って、分かりやすく伝えることができるようになってほしいという思いから「ことばの力」、
・様々な視点から想いを巡らせ、 課題を発見するための「想い浮かべる力」
・好奇心と勇気をもち、初めの一歩を踏み出すための「試そうとする力」
・情報の分析や適切な判断をもとに、根拠を示しながら、筋の通った考えを導くための「考える力」を掲げています。
 本校では、これらの力を身に付けるために、授業や総合的な探究の時間をはじめ多くの教育活動で、探究することを大切にしています。探究活動では、仲間や外部の方とのつながりが生まれ、自分の中の引出しをたくさん増やすことができます。
 是非、自分の思いを実現するためにも、利他の精神を忘れずに本校での生活を過ごし、たけたかく自分を成長させてほしいと願っています。
 最後に、辛いことがあったり、うれしいことがあったら校長室の扉はできるだけ開けておきますので、遠慮なく校長室に来てください。
 今日は私の思いを皆さんにお伝えして新年度の話といたします。

 

ご挨拶_060405

 皆さん初めまして。今年度啓北商業高校から赴任しました校長の野口浩史と申します。本校では、スクール・ポリシーの一つグラデュエーション・ポリシー(卒業までに身に付けてほしい資質・能力)に以下の5点【MOIWA5Bs】を掲げています。私は、生徒の皆さんがそれぞれの取組において、事前の目標設定と事後の振り返りを比べて「最初はこの力を身に付けようと思ったけど、この力も身に付いたな!」とか「この力を身に付けようと思ったけど、身に付けられなかった!、でも次頑張ろう!」と自分の成長(変容)を実感してほしいと願ってます。

本校のグラデュエーション・ポリシー

Be a logical communicatorことばの力』がある

Be a creative thinker   『考える力』がある

Be an imaginative person想い浮かべる力』がある

Be a risk-taker       『試そうとする力』がある

Be a high-grit person    『やり抜く力』がある

 これからこのコーナーでは、本校が実施する取組のなかで、私が実際に見ることができた取組(全部でなくてごめんなさい)について、特に身に付けてほしい【MOIWA 5Bs】と一緒に紹介していきますので、ぜひご覧ください。