入学式_060408

本日の推し5Bs【ことばの力】【考える力】【想い浮かべる力】【試そうとする力】【やり抜く力】

 本日は、御来賓として、PTA会長 彦坂尚之様、学校評議員 岡本光洋様、同窓会副会長 小林稔昌様及び多数の保護者の皆様を迎え、新入生240名を本校の新たな仲間として迎えることができ大変うれしかったです。決意を新たにする入学生一人一人の表情を見ていたら、私も身が引き締まる思いでした。以下に式辞を示します。まずは、新入生の3年間の飛躍を祈ります!!最後に彦坂PTA会長のお言葉を引用して『Good Luck』

(式辞)

 積雪が多く、寒さも厳しかったこの冬にも終わりを告げ、ここ藻岩山のふもとにも、ようやく春の息吹が感じられるようになりました今日の佳き日に、御来賓としてPTA会長 彦坂尚之様、学校評議員 岡本光洋様、同窓会長 小林稔昌様はじめ、保護者の皆様のご臨席を賜り、本校第52回入学式を挙行できますことに、職員一同、衷心より厚く御礼申し上げます。
 只今、入学を許可しました240名の新入生の皆さん、入学おめでとう。ようこそ藻岩高校へ。
 このように若さにあふれ、可能性に満ちた皆さんを迎えることができたことを、本校として大変うれしく思います。また、本日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。
 さて、新入生の皆さんは、今日から3年間の高校生活が始まります。皆さんの胸中は、少しの不安がありながらも、高校生活への期待に満ちあふれていることと思います。皆さんが、藻岩高校での3年間を過ごすにあたって、本校職員を代表してお話をさせていただきたいと思います。
 後ほど本校合唱部が紹介します校歌は、詩人でもあった初代校長の瀬戸哲郎氏が作詞しました。この一番から三番すべてに本校の建学の精神が見事に謳いこまれています。それは「われら たけたかく こころさかんに」という一節です。
 たけとは、自分の身の丈をさし、理想や夢を高く掲げ、その実現のために情熱をもって努力することで、その丈を越え、大きく成長してほしいという強い思いが込められていると思います。
 本校ではスクール・ポリシーの内、学校教育目標を達成し、卒業時に生徒の皆さんに身に付けて欲しい資質・能力、所謂グラデュエーション・ポリシーに五つの力を掲げています。
 一つ目は、知識を深め、適切な言葉を使って、分かりやすく伝えられるようになってほしいという思いから「ことばの力」、
 二つ目は、好奇心と勇気をもち、初めの一歩を踏み出す力である「試そうとする力」、
 三つめは、自らの想い、他の想いを大切にしながら多様な視点から、課題を発見する力「想いうかべる力」、
 四つ目は、情報の分析や適切な判断をもとに、根拠を示しながら、筋の通った考えを導くことができる力「考える力」、
 最後に五つ目は、結果を次の行動に生かし、前向きな姿勢で挑戦し続ける力「やり抜く力」で、藻岩5Bsと呼んでいます。
 これらを生徒のみならず、我々職員にも身に付けてほしいという強い思いが、校歌の歌詞にある「われら たけたかく こころさかんに」に集約されているのだと思います。
 みなさんがこれから自ら作り出す高校というステージの先には、多くのステージが待っております。自分自身で人生の目標を定め、それを実現するために、この高校というステージで何をすべきかを常に探究し続けてほしいと思います。
 人は人と関わる中で自分自身のことを理解でき、自分を活かす道が見えてきます。その道を切り拓くために、他の意見を尊重する利他の精神を大切にしてほしいと思います。ここにいる藻岩高校52期生はもちろん、明日から一緒に過ごす先輩たちは、かけがえのない仲間です。互いに協力し、互いを高めあって欲しいと願っています。
 私ども職員もあらゆる場面で最大限の支援を行う覚悟でいます。保護者の皆様におかれましては、ご家庭と連携を密にして、学校づくりを推進して参りますので、本校の教育活動にご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びになりますが、本日入学いたしました「藻岩高校52期生」の皆さんが、充実した3年間の高校生活をすごし、「たけたかく」の精神の下、成長することを心より願い式辞といたします。
 令和6年4月8日 市立札幌藻岩高等学校長  野口 浩史
 
【撮影 写真部】
 

始業式_060408

本日の推し5Bs【やり抜く力】

 2、3年次生の皆さんと初めて対面し、元気でさわやかな挨拶で迎えられ、10年ぶりの藻岩高校でのスタートを気持ちよく切ることができました。令和6年度の始まりにあたり、以下の式辞を述べさせていただきました。まずは今年度よろしくお願いいたします。

(式辞)

 おはようございます。新年度を迎えるにあたり、皆さんにお話をさせてもらいます。
 皆さんは「初心忘るべからず」「初志貫徹」などの言葉は聞いたことがあるかと思います。
 誰でも新しい節目を迎えたとき「今年こそは頑張るぞ」とか「今度こそは」と何か目標を掲げ、決意を新たにするものです。しかし、日を重ねるにつれてその決意を忘れて「こんなはずではなかった」と自問自答することがままあります。
 本校がスクール・ポリシーの一つ、グラジュエーション・ポリシーとして掲げる藻岩5Bsの一つには「やり抜く力」があります。結果を次の行動に生かし、前向きな姿勢で挑戦し続けるために掲げております。是非、今目標を定め、一年間やり抜いてください。
 また、藻岩5Bsでは、その他に、
・知識を深め、適切な言葉を使って、分かりやすく伝えることができるようになってほしいという思いから「ことばの力」、
・様々な視点から想いを巡らせ、 課題を発見するための「想い浮かべる力」
・好奇心と勇気をもち、初めの一歩を踏み出すための「試そうとする力」
・情報の分析や適切な判断をもとに、根拠を示しながら、筋の通った考えを導くための「考える力」を掲げています。
 本校では、これらの力を身に付けるために、授業や総合的な探究の時間をはじめ多くの教育活動で、探究することを大切にしています。探究活動では、仲間や外部の方とのつながりが生まれ、自分の中の引出しをたくさん増やすことができます。
 是非、自分の思いを実現するためにも、利他の精神を忘れずに本校での生活を過ごし、たけたかく自分を成長させてほしいと願っています。
 最後に、辛いことがあったり、うれしいことがあったら校長室の扉はできるだけ開けておきますので、遠慮なく校長室に来てください。
 今日は私の思いを皆さんにお伝えして新年度の話といたします。

 

ご挨拶_060405

 皆さん初めまして。今年度啓北商業高校から赴任しました校長の野口浩史と申します。本校では、スクール・ポリシーの一つグラデュエーション・ポリシー(卒業までに身に付けてほしい資質・能力)に以下の5点【MOIWA5Bs】を掲げています。私は、生徒の皆さんがそれぞれの取組において、事前の目標設定と事後の振り返りを比べて「最初はこの力を身に付けようと思ったけど、この力も身に付いたな!」とか「この力を身に付けようと思ったけど、身に付けられなかった!、でも次頑張ろう!」と自分の成長(変容)を実感してほしいと願ってます。

本校のグラデュエーション・ポリシー

Be a logical communicatorことばの力』がある

Be a creative thinker   『考える力』がある

Be an imaginative person想い浮かべる力』がある

Be a risk-taker       『試そうとする力』がある

Be a high-grit person    『やり抜く力』がある

 これからこのコーナーでは、本校が実施する取組のなかで、私が実際に見ることができた取組(全部でなくてごめんなさい)について、特に身に付けてほしい【MOIWA 5Bs】と一緒に紹介していきますので、ぜひご覧ください。