「はこだてスタディツアー」

 

目的  今年度、はこだて未来大学と「データサイエンスにかかる高

    大連携事業に関する協定」を結んだ。そこで今回は、はこだ

    て未来大学の「プロジェクト学習成果発表会」を視察し、

    究テーマの設定・研究の進め方・発表スキルを学ぶ。

    また、「海洋教育フォーラム」に参加し、自らの研究成果を

    発表したり、専門家や他校の高校意見交換する。

 

 

協力  公立はこだて未来大学

    日本船舶海洋工学会 海洋教育推進委員会

 

 

場所および内容 

    12/8():はこだて未来大学

          プロジェクト学習成果発表会」参加

 

 

    12/9():サン・リフレ函館(函館市勤労者総合福祉センター)

          「第87回 海洋教育フォーラム」参加

          ◆一般の方も参加できます。申込〆切は11/19(日)。

           詳しくはコチラ !

 

 

 

■12/8(金)プロジェクト学習成果発表会の様子 

 

はこだて未来大学に到着

 

1年生11人、2年生11人が参加しました。

まずは、特別講義

 

副学長・佐藤直行教授が「脳を数理モデル化する研究」についてお話下さいました。

 

次に、みらい大生のプロジェクト学習成果発表会に参加しました。

 

大学や企業の方、函館近郊や札幌の高校生が参加し、とても活気ある発表会です。

 

 

IT、プログラミング、AI、データサイエンス。

 

様々なアプローチで「社会課題の解決」「新たな技術開発」に取り組んだ研究にみんな興味津々です。

 

2年生は研究に区切りがついたタイミング。1年生はこれからどんな研究に取り組もうかを考えているところです。

 

参考になった部分が大きいのではないでしょうか。

 

今回の講座は、豪華なオープンキャンパスといえるかもしれません。大学生になった自分を少しイメージできたでしょうか。

はこだて未来大学とは「データサイエンスにかかる高大連携事業に関する協定」を結びましたので、このスタディツアーは毎年実施する計画です。

 

 

 

 

■12/9(土) 海洋教育フォーラムの様子 

「第87回 海洋教育フォーラム(主催:日本船舶海洋工学会 海洋教育推進委員会)

に参加しました。テーマは【海と環境、そして北海道】でした。 

まずは、専門家による基調講演

 <講演1>

衛星を利用した持続可能なサケ資源生産支援

(北海道大学 齊藤誠一 名誉教授)

 

 <講演2>

海洋プラスチックごみの問題と汚染の実情

(海洋研究開発機構 池上隆仁 副主任研究員)

その後、高校生による口頭発表です。

 

旭丘高校2件と、札幌啓成・函館中部・函館水産が1件ずつ発表しました。

 

旭丘高校・5班 →

「洋上風力発電におけるプロペラの最適解」

 

 

 

3Dプリンタを用いて重心の異なるプロペラを作成し、発電効率を比較検討しました。

 

 

大学の先生からの質問にも、しっかりと受け答えできていました。

 

←旭丘高校・6班

「ホタテのウロから水質測定に挑戦する」

 

 

 ホタテのウロに蓄積される重金属の測定に挑戦しました。

 

なかなか研究が進まず、発表できるか危ぶまれた班です。発表練習が不足している感は否めませんでしたが頑張りました。

 

 

 

←ポスター発表は15件の発表がありました。

 

旭丘高校10件、函館中部2件、函館水産・札幌開成中等・小樽水産が1件。

 

3日前に校内で発表していますが、複数の学校が参加し、専門家の先生もいらっしゃる中での発表はちがった緊張感があります。

 

 

海洋プラスチックごみに関する研究 →

 

基調講演した池上先生が見にきてくださいました。

 ←スマートフォンなどの使用時間と学力の関係に関する研究。

 

このフォーラムは本来は「海」に関する研究発表の場なのですが、今回は高校生が行う幅広い分野の発表がOKとなっていました。

帰りのバスにて

 2日間、良い学びの時間になりましたね。

 

「レポート」「事後アンケート」が課題として出されています。

 

 感想や事後アンケートは後日掲載します。