決定までの経緯

40周年記念事業の一つとして校訓を制定することが決められ,7名の教員からなる校訓制定委員会が発足しました。まず,本校に校訓がなかった理由や,校訓に類するものの洗い出しをしました。そして新たに作る「校訓」の名称や性格づけなどを議論したうえで,生徒や教職員・歴代校長から校訓案を募集しました。以上の議論と応募案に基づいて,上記のようなフレーズを決定しました。

道しるべ「この坂 越えん」に込められた思い

日常生活の指針となり,人生を生きるうえでの精神的な支柱となるような一言であることを意図して「道しるべ」という表題にしました。同じ屋根の下に暮らす生徒と教職員が共有でき,卒業後も永く心に生き続けるものでありたいと考えて,何かによって押しつけられるような意味合いのある「校訓」という言葉をあえて避けました。解釈にふくらみがあり,強く印象に残る簡潔な言葉であることを第一条件にしました。 
本校の象徴ともいえる「坂」をキーワードとし,その中に本校の教育目標である「真理の探究・進取積極・自己実現」,さらにバッヂの3色に託された「希望・創造と発展・栄光」などの理念を,抽象的に表したものです。


目の前の そして大きな人生の目標に向かって

聡明な工夫を凝らし 懸命な努力によって

一歩一歩堅実に 実践を重ねていく

その先には また新しい世界が広がっている