目的

北海道の指定外来種であるアズマヒキガエルをテーマに、外来種に関する正しい知識を学ぶ。実際の防除を体験することにより、外来種が身近にいることを実感し、北海道の生態系保全の将来について考える。

 日程

⑴ 事前学習 5月6日(金)16時30分放課後(旭丘高校)

⑵ 現地調査等体験 5月7日(土)(南区北ノ沢地区)

※クマ出没のため、残念ながら(2)は中止となりました。

講師

両爬の生態系をかんガエル札幌市南区チーム・代表  徳田 龍弘 氏

札幌市環境局・環境都市推進部環境共生担当課    寺島 寛樹 氏

 

  

【事前学習 5月6日(金)放課後】

 

 

講師の徳田先生と寺島先生がzoom配信でお話ししてくれました。

 zoomで質問をしている生徒も居ました。
 「外来種のカエルが北海道にやってくることによって、在来種の個体数減少の他に生態系へ影響を与えていることはありますか」など、色々な質問が出ました。

 

生徒の感想

  • 北の沢に行って、実際に状況を知るということが出来なかったことは残念に思うが、貴重な実際の資料などを見せてくださったり分かりやすく深くまで知ることが出来たと思う。数理データサイエンス科として、データを集め、原因を解析するということはとても重要なことなのでそのお手本を見せてもらうことができ、良い経験になった。
  • 熊のせいで野外活動は出来なかったが、講義を聞くだけでも大変有意義なものとなったし、外来生物について考える良い機会になったのではないかと思います、外来生物について表面的な「外来生物は悪い」というイメージをつけるのではなく、それについて深く知ることが大切なのではないかと思います
  • 今回のサイエンスアカデミーはアズマヒキガエルのことについての他に、国内外来種というものがあるということや北海道にもともと生息している生物についても知ることができました。外来種とともに生きるというテーマを解決するにはどうすればよいかを考えたいと思いました。
  • カエルだけでなく身近なところに外来種の植物などがいてもっと知識を深めて発信していくことが大切だと思いました。また、特定外来生物に対して一般人である私たちは何ができるのかよく考えていきたいと思いました。
 

 実際の探索に行けなかったことは残念でしたが、外来生物に興味を持つ良い機会になったようです。