半導体が拓く未来

1.日時 3/7() 13:0017:40(予定)

2.場所 東京エレクトロン札幌事業所(北3西3 大同生命ビル内)

3.参加 17名(1年次,3年次)

4.目的 スマートフォン、パソコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、自動車など、電子部品で動くあらゆる製品に必要不可欠な半導体。世界的な半導体不足から獲得競争が起こっており、今年5月に稼働する千歳市のラピダスには大きな注目が集まっている。今回は、半導体製造装置の世界的企業、および、大学の専門家から講義を受け、ワークショップを通して私たちの未来社会を考える。

 

 5.講師 東京エレクトロン ご担当者様 

      公立千歳科学技術大学 シリコンリサーチセンター 山田崇史 教授 

 

 6.内容 講座①【半導体産業について】

      講座②【半導体の理論について】

      ワークショップ

      オフィス見学

7.講座の様子

【事前学習】2/27() 放課後

 

高校物理の教科書に載っている「半導体」について物理担当の先生が解説。

 

その後、東京エレクトロンのホームページを閲覧して半導体の事前学習をしました。今回は1年次11名と、進路が決まってる3年次5名が参加しました。(2年生は模試のため参加できませんでした)

講座当日】3/7()※卒業式代休日

講義①:東京エレクトロンの方による講義

講義①:半導体業界について

講義①:シリコンウェーハを見せて頂きました

 

講義②:千歳科学技術大学・山田教授の講義

講義②:工業的理論について

多くの質問がでました

3年生は台湾研修でTSMCの関連施設も訪れていました

講義①では、東京エレクトロンの方が「半導体とは」「半導体産業について」「今、北海道が注目されている理由」などについてお話しくださいました。

 

 

講義②では、千歳科学科学技術大学シリコンリサーチセンターの山田教授が半導体回路の理論を解説してくださいました。

後半はワークショップです。

 

【半導体が進化した2040年、〇〇ができる未来になっている】というお題で、4つの班に分かれてアイディア出しをして、プレゼンを行いました。

 

東京エレクトロンの若手社員の方がメンターに入ってくださいました。

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発表

チームでまとめた内容をプレゼンしました。

 

 

質疑応答も活発に行われ、3人の審査員からコメントもいただきました。

 

 

審査員から最も良いプレゼンだったと評価された班にベストプレゼン賞が贈られました。

ベストプレゼン賞は・・・・・「1班」

副賞(東京エレクトロンオリジナルグッズ)を頂きました

オフィス見学。きれいで広々とした自由な空間

「こんなオフィスで働きたいわ~」

癒し系のAI搭載ロボットと記念撮影

社員さんに色々と質問しました

本日は貴重なお時間をつくっていただき、本当にありがとうございました。

将来、この中から半導体分野で活躍する人が出てくることでしょう!!

 

8.生徒の感想

<講義①②について> 

◆半導体とはなにか、ということをよく理解することができました。とても分かりやすい説明でさらに半導体への興味を持つことが出来たと思います。

AND回路やOR回路XOR回路など部分の基礎的な部分は理解出来たのですが、それらを繋げる時の図や考え方がとても難しかったです。

<ワークショップについて>

3年生のぶっ飛んだ発想に触れることが出来て楽しかったです。

◆短い時間の中でアイデアを出すのは苦労しましたが、経験豊富な3年生だったり、TELさんの社員のアドバイスによって進めることが出来ました。グループ活動の楽しさを再認識させられました。

<全体を通して>

◆何も知らなかった半導体について今回知ることができ、将来このような設備の会社に入りたいと思いました。

◆自分でも開発してみたいと感じたので、将来の仕事の候補に半導体関連の職業を入れたいと思いました。